オーストラリアに小さな隕石らしきものが落下!?
これが、200X年の当時のニュースの大見出しだった。
その日、急にオーストラリア中央部で、誰にも気づかれずに、大きな爆発が起こった。
そして、オーストラリアには、人一人残ることはなかった。
そして、多くの人々がこの衝撃によって、起こされた大津波によって、命を失った。
爆発の仕方及び痕跡から分析した結果、隕石であろうと、オーストラリアから帰ってきた研究チームによる報告だった。
出来たクレーターと比較して、あまりの被害が少なく、ある科学者は落ちたはずの隕石を出来たクレーターから逆算すると、
地球は確実に住めない惑星になっていただろうと言った。
ある記者は実は、核実験だったのでは、ないかとしているが、多くの人々がその地で研究し、何事もなく帰ってきているので、
笑いものにされたほどである。しかし、この説は、非科学系(特にSF系)には、人気があったようだ。
オーストラリアにできたクレータにより、中央に大きな湖ができ、その湖に下るように臼状に地形が変化した。
1ヶ月もすると、そこはまるで恐竜の時代に戻ったと錯覚するぐらい見たこともない巨大な植物で覆いつくされていった。
この変化に先進国の国々はこぞって研究団をつくり、派遣していった。
しかし、オーストラリアは樹海並に磁気が狂っており、そのうえ機械なぜかよく壊れる。
報告によると、数mもある巨大食虫植物が多く育っており、行って帰ってこられた人は3分の1も満たなかった。
混乱はこれから始まった。
新種の細菌が風や海に乗って、又は帰ってきた研究員の体に付着していたらしく、瞬く間に世界中にばらまく結果となった。
当時は細菌のことは露知らず、その細菌の中に通称“60歳菌”があったらしく、最強の感染率の助けにもより、すべての人に“60歳病”が蔓延していった。
なぜなら、初期症状が、風邪と酷似していたため、医者たちは見抜けなかった。
“60歳病”とは、正式名称"後天性老衰型内臓腐蝕症"で、
60歳以上でこの病気にかかると、1週間以内に急速に全内臓が腐っていき、すぐに死んでしまうという恐ろしい病気。
そして、60歳以下でも保菌していると、生命力のない人でも、内臓疾患や心臓発作で急死する人が激増。
この大量死にこの60歳病菌がかかわっていることを見抜くには1年の歳月がかかってしまった。
また急に大量の年配の人々が倒れていくのに、医者は何もできないため、暴動が起きるところも少なくなかった。
先進国の力を結集させても、原因すら見つけることが出来なかった。そして、その風邪をはるかに上回る感染力のため、
隔離策も、ほとんど意味をなさなかった。
そのため、隕石が落ちた時いた65億人の人が5年後には40億人に、10年後には30億人まで減っていった。
これにより、一番変化していったのが、政治だった。
40代で若造とよばれる議会の世界で多くの人々(特に退職がほぼない世界のため)が死亡していった。
多くの国では、年金の制度もなくなり、もし60歳以上いきる人がいたなら、国が責任を持ってもてなすことが発表された。
驚いたことに、人口が減ったからなのか、新種の細菌のおかげかは知らないが水質が世界全国できれいになっていった。
多くの不幸の中、オーストラリアからのデータにより、多くの科学物質が生まれ、貢献した。